コンサート2006/07/08 22:41

7/22に若干クローズドなコンサートをやることになった。

元々は知り合いの社長さんが、うちのマックの教室ででも弾きませんか、と言ったのが始まり。それなら大阪のコンクールの試し引きをさせてくれ、と私は答えた。

それがどんどん発展して、結局ちょっとしたお店の昼休み時間を借りて、同友会渋谷支部の例会としてやることになった。
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/sibu_meeting_list.php?sibu=5

ちなみに同友会とは中小企業の社長さんたちの集まり。いやー、ギター辞めて会社勤めをしてたおかげで、変なつながりが生まれている。縁は異なもの。

ベトナムギター漫遊記4日目2006/07/09 22:40

国立音楽院の入り口
この日は朝から音楽院の試験を見学に。通常は外国人が試験を見学するなどあり得ない。現地に住む世話役渡辺さんが見学したいと申し入れたとき、それはさすがに断られた。しかし、彼女がかつて音楽院にピアノを寄付したことがわかると、試験を邪魔しない限りはOKとなったのだ。

音楽院に着いたのは朝9時少し前。
「どこの部屋でやるんでしたっけ」と私。
「昨日のマスタークラスの部屋のはずよ」と渡辺さん。
ボッティリエーリさんがマスタークラスをやっていたのは4階なので「じゃあ、4階ですね」と言ったところ、そうじゃなくて5階だと言う。

ええ、えええ?

5階というのはマシアーニさんと私が教えていた部屋。

ええ、あれはマスタークラスだったのですか?

どうやら私はマスタークラスをしてしまったようだ。気を取り直して5階の部屋に入り、試験の始まりを待った。「私語は厳禁」と校長先生から言われたと渡辺さんが言った。もちろんそれは当然だろう。無理に試験を見せてもらっているのだから。そして試験が始まった。

あの、そこの先生、携帯は止めないんですか。
えっ、話始めちゃうの?
ちょっとそこの先生二人も、私語やめなさい!
おいおい、生徒の演奏中に外に出て行くんじゃない!

う−ん、とても開放的な試験だ・・・。

この日、初級、中級の試験を聞いて感じたのは、和声感、テンポ感といった西洋音楽の基本ができていないことだ。4拍子の最後の拍を演奏しなければ、普通は身体がずっこけてしまう。それを平気で出来るのは、基本的な拍子を身体に感じていない証拠だ。この辺がベトナムギター界の根本的な問題だろう。テンポ感、リズム感については身に付いている人もいたが、和声感に関しては翌日の上級の試験をみても、実は先生ですら、西洋の伝統的な和声感がないようだった。

夕方まで試験を聞いたあと、夜はかなりうまいという女性ギタリストトゥーさんに会いに行った。旦那さんはイタリア人でヒルトンホテルのシェフをやっているということで、ヒルトンホテルにてディナータイム。エビとマンゴーの生春巻き、ビーフ・ポークの出汁によるフォー、竹の器にはいった香ばしいオーストラリアビーフ、バナナの葉に包んだ焼き魚などなど。

ディナーを食べたあとは、ホテルの一室にあるトゥーさんの部屋へ。こちら側がいつものように弾いたあと、彼女はタンゴアンスカイとワルツ・クリオロを弾いてくれた。確かに、技術はかなり高度でしっかりしたものがある。しかし、タンゴアンスカイはどう聞いてもタンゴではなく、それ以外の何かの音楽だった。その善し悪しは別として、少なくともタンゴというものを一度でも聞いたことがある人は、あのような演奏はできないだろう。

ベトナムのギター音楽はかなり隔離された中で育っている、そんな印象が強まって来た日だった。明日は上級の人の試験がある

故人の実体化2006/07/13 00:06

これは幽霊というレベルではなく、明らかに肉体の姿で死んだ人がもう一度現れること。オーストラリアの知人ヴィクター・ザミット氏が、初めてこの経験に出会い非常に興奮しているようだ。

6/30、ザミット氏は一応それなりに手順を踏んで、十分に身辺調査をしたイギリスの霊媒をオーストラリアに呼び、身体検査をした上で椅子に縛り付け、真っ暗な部屋の中で現象を待った。その部屋には隠し扉はないはずで、唯一の出入り口の鍵は彼が持っている。また扉には内側からシールを貼り、誰かが入って来たらそれが破れるようになっている。この状況で、何体かのすでに亡くなっている人々が実体化したというのだ。興味ある人は下記URLにて詳細をどうぞ。数日おきに更新されている。
http://www.victorzammit.com/

私にしてみれば、現代においてもこれが出来る霊媒がいるとは聞いていたが、自分の知っている人がそれに出会ったのか、程度の驚きだが、一般の人にとってみたらすごい衝撃なのだろうか。

3回目の演奏会2006/07/22 21:29

今日は東京中小企業家同友会渋谷支部例会としてのギター演奏会。若干というか、かなり内輪的な演奏会だが、それでもギター復帰後、3回目の演奏会が終わった。

だいぶ自分を出せるようになって来た。右指の、緊張すると昔ギターを止めるきっかけになった症状が出てくるというのは、もはやない。今は、右、左ともに、若干緊張気味かなという感じ。

それにしても日頃と違う角度で弾くのは、いまだに嫌なものがある。今日の椅子は思ったより高く(3日前に見ていたのに!)、足台を最高の高さにしても、まだ足りない感じだった。特にハイポジションでは、いつもと勝手が違ってちょっと嫌だった。それでも、少しでも角度が違うとものすごく弾きにくかった頃に比べれば格段の進歩だと言える。

そう言えば左手が、今日の最後の曲「プリーズプリーズミー」を弾いているときに、疲れ果てて痙攣しそうになっていた。アンコールを要求されても、すぐには弾けないから話で持たせた。やはりバルベロの張力は、かなり慣れたと言え、結構こたえているようだ。

もうひとつ、暗譜の問題がある。実は昨年5月にやったときは、かなり何度もど忘れしてしまったのだ。それは、演奏中に弾きながら歌う(心で)ことによって克服して来たが、今日は厨房で調理する音や外から聞こえる音に気を取られ、最初の二曲は何でもないところで数回間違ってしまった。うーむ、修行が足りん。

とまあ、いろいろなことを考えるわけだが、一応今日は自分的に及第点かな、という気がしている。ただ、もちろんこれは今の実力から考えればよくやった、というだけで、まだまだ先は長い。

出たです2006/07/26 14:30

「Wordで作れる!四季の手作りペーパーアイテム」

最初はプロのデザイナにIllustratorで作ってもらって、それを一生懸命Wordに直して、どこがポイントだか解説したです。私以外にもたくさんの人が関わっているけど、思い入れ深い一品ですだ。

これを買ってプリントするときにうまくいかなかった人がいたら、こんなのも読んで欲しいです。

「Word・Excel・PowerPoint印刷発注マニュアル」

こいつはそんなときに役立つ本であって、別に「印刷発注マニュアル」ではないです。じゃあ、なんでそんなタイトルがついてるかというと、それはムニャムニャですだ。