快磁効2007/05/02 15:45

快磁効というものがあります。磁力を帯びた2つの石で、その一組を使って身体のあちこちの気の滞りを直したりするものです。またこの石はオーラを整えるみたいな働きもあるようで、ギターの上をなでたところ、響きが変わりました。

でもこの石を身につけて弾くと、今のところなかなかうまく行かないのです。確かにいつもより力が入りやすくはなるし、他の人が聞いていたらいつもとは違った音が出ているのかもしれません。しかしこれをやると、一度壊した人差し指に力が入らなくなってしまうので、付けて弾くのは止めていました。

この前、快磁効の先生から、人差し指は別な問題のはずだから、借り続けてまだ試してくれと言われて、ここ数日再び試しています。そして今、これを付けているともしかしたら指のバランスが整うのかもとか思い始めました。今までにも何度か、指のバランスがよくなる度に、人差し指は一旦弾けなくなっていました。まだよく分からないところはありますが、幸い次のライブは27日まで間があるので、もう少し試してみるつもりです。

中学のギター2007/05/03 11:36

国立音大付属中学にギターを教えに行ってはや3週。2年生からの選択授業で、2年と3年を教えるのだが、最初はバイオリンを選択する生徒の方が多いと聞いていた。3年生のギターは32人で、バイオリンは50人近くいる。しかし新2年生はなんと、43人という過半数がギターを選択した。

今3年生には、コードの成り立ちや、コード名の付け方を教えるとともに、古典派形式のハ長調の基本進行によるアルペジオを伴奏にした、エチュードをやらせている。しかしおととい、その楽譜に間違って書いてしまった音を発見し、せっかくだからどれが古典派様式から外れた、間違った音なのかという宿題を出した。正解は出るだろうか。

2年生は2週間右手だけをやらせていたら、できる生徒は飽きて来た模様。仕方ないので来週はOne Note Sambaをやってみる。先生が伴奏して、生徒は二弦と一弦の開放弦だけを弾くようにアレンジしてみた。それにしても、ソルフェージュとリトミックの授業が別にあるので、楽譜の読み方というのを特に教えなくて済むのが非常に嬉しい。

第38回クラシカルギターコンクール2007/05/07 01:13

今日クラシカルギターコンクールを聴きに行った。
2003年に初めて出てから2006年まで出続けたコンクールだけに、客として最初から最後まで聴くと言うのは、何となく感慨深いものがある。

今日は38人のエントリーのはずが、当日になって5人のキャンセルが出て33人になった。しかも外人は2人とも棄権。1人はかなりうまいと噂を聞いていたのに残念だ。

予選前半22人を聞き終わってめぼしい人はいなかった。魅力的なギターを弾く人は何人かいたが(酒井良祥、中子祐矢、野島史行ーーー敬称略)、皆ミスが多過ぎて本選に出られるとは思えなかった。

後半は非常に充実していて、たくさんのうまい人が出て来た。中でも次の5人は、他の出場者とは一線を画していたと思う。
井上仁一郎
大柴拓
鈴木洋平
林祥太郎
山田大輔

しかし井上だけは最後の方で誰でも分かるうっかりミスをしてしまい、本選に残ることができなかった。他の人たちとの差が十分あっただけに、個人的にはあれくらいのミスでも本選に採用して欲しかったが、そうはいかなかったようだ。
その他に本選に残ったのは下記の2人。
長縄広紀
三次浩之

自己採点では三次が若干離れて6番目、その下は長縄、野島、小倉佳紀の3人が団子状態だった。

本選の結果は下記のものだった。
1位:山田大輔
2位:林祥太郎
3位:三次浩之
4位:大柴 拓
5位:長縄広紀
6位:鈴木洋平

鈴木洋平は非常に多才な音を駆使し、音楽も豊かだったが、課題曲のアグアドのロンドでは、正確に弾こうとするあまりリズムが乱れてしまっていた。また、自由曲のトゥリーナのソナタでも、細かいところがみな不鮮明になっていた。

5位の長縄広紀は鈴木と僅差だったと思う。長縄は課題曲の細かいところがだいぶダメだったが、音楽だけはスムーズに流れていた。自由曲のノクターナルは、元気がよくて深みが全然足りないという感じだった。

大柴拓はスリル感溢れる速度で、精一杯の演奏を聞かせてくれた。しかしロンドではスケールの音が鳴っておらず、アクアレルも超難曲だけに、技術が追いついていない感じ。大変な曲に挑み過ぎたのと、音を大切にしないで引き飛ばしているというのが理由の4位だったと思う。

三次浩之は課題曲を端正な感じで無難にまとめていた。自由曲も無難にまとめ、正直言って面白くない演奏だったが、他の人より減点要素が少なかったという点で3位だったのだろう。

林祥太郎はなかなか元気のよい演奏。しかも節度のある元気さで、引き飛ばしたりはしていない。結構楽しめたが、今ひとつ技術の安定性が少なく、音楽の面白さにも欠けていたための2位という結果だろう。

山田大輔は、課題曲を一番まともに弾けていた。ただ自由曲がバッハのシャコンヌという超有名曲だけに、私を含めてその音楽解釈に納得の行かなかった人は結構いるかもしれない。とは言うものの、安定したテクニックで弾ききり、一番安心して聴けた人だ。1位は当然の結果だろう。

*****
結果を聞いた後はすぐ、吉祥寺で若手ギタリストたちとの打ち上げ。いろいろとここには書けない話が出て盛り上がった。二次会では、某ドレッドヘアのギター弾きとオサゲのギター弾きが隣の年配の夫人たちに気に入られ、全員で酒、つまみをふんだんにおごってもらってしまった。さすがイロものは強い!(笑)

快磁効とギター(その二)2007/05/13 00:51

快磁効をつけると一度壊した人差し指の動きが悪くなるが、いろいろ思うところがあってつけ続けてみた。その結果、新しいさらに理想的な右手フォームを手に入れることができたようだ。

快磁効をある程度長い間つけていると、指の問題以外にも、全身がだるくなって眠くなって来た。しかし私はこの時点で、これは好転反応ではないかと思ったのだ。インピーダンス装置というヒーリングの装置を持っているが、それも最初はだるくてしょうがなくなるが、それを抜けると元気になるのだ。

これは推測だが、私の指は肉体的には治っていても気が滞っていたのではないだろうか。日頃はその状態で無理に弾けるようにしていたため、快磁効で気を通すと一気に弾けなくなった。でもその状態を続けることによって、新しい正しいフォームが身に付いた。こう言った筋書きだったのかもと思っている。

しかし一時は今度のライブの曲を全部替えなければならないかとも思っていた。何しろ4/5に弾いた曲もほとんど弾けなくなったのだから。現在まだ和音の連続が非常にやりにくい。これをやりにくいと感じたのは、生まれて初めてだ。それだけ右手フォームが劇的な変化をしている。

ただ、テデスコのタランテラだけは間に合うかどうか。これは指を壊す前と、ギターに再起してから2004年にフォームを替えるまでの2時代に共通する貴重なレパートリー。今度弾くことができれば、3つの時代に共通する唯一のレパートリーになるのだが、間に合うのか?

世界平和瞑想デー(5/20)2007/05/14 12:29

今までもコンサートで祈りを取り上げて来ましたが、今度その祈りを世界レベルで、一緒にやってみようという実験があります。心が物質的な力を持つのは明らかだし、自分でも体験していることなので、この結果によって何が起きるのか非常に楽しみです。

主催しているのは下記の団体です。ここのinformationに随時計画が書かれています。それによるとすでに12万人くらいの参加は予想されているようです。
http://www.globalpeacemeditationprayerday.org/

また、下記のURLに随時翻訳している人のブログがあります。
http://blog.goo.ne.jp/heywa
それによると、日本での祈りの時間は朝10〜11時です。ただこの時間は本家のページには「朝」としか書かれていないのですが、この人はどこからそれを仕入れたのでしょう。

まあとにかく、興味がある人はその時間に起きて祈ってみてください。