ギターを止めなくてよかった2010/09/05 08:53

水曜と土曜に、友人たちの前で《Concertino》の試し弾きをした。結果は上々。これなら10/9の、谷辺さんのマスタークラスで弾けるだろう。

実は今度、生まれて初めてのマスタークラスを、この曲で受けるのだ。2001年12月に練習を再開して2006年12月、ライブ活動を再開する少し前からまた指がおかしくなっていった。そして翌年5月末、和音が弾けなくなったときは、さすがに本気でギターを止めようかと思った。何せ、和音の出て来ない曲というのはほとんどないし、これに関しては替え指が効かないわけだから。その時点でレパートリーは0になった。毎日の練習をしなくなったらどれだけ時間が出来て、それを有効活用出来るだろうかなどと考えたものだ。

少しして、秘密兵器を小指に握ることで、今までにないほど調子が良くなった。ところが今度はスケールがだんだんと弾けなくなって行き、また和音がおかしくなって、アルペジオも弾けなくなって、半年以上基礎練習だけの日々が続いたり…

それが、2月末頃から加速度的に回復し始めた。つい一ヶ月前ですら、《Concertino》を弾けるような指にはまだなっていなかった。それが今、ここにいる。

本当にギターを止めなくてよかった!