予言というもの2011/04/02 14:56

今回の災害を予言したと言えるのではないかという人が少なくとも3人いたり、この先に関して同じようなビジョンを視ている人が何人かいるという状況があり、予言というものについて文章を書いてみたくなりました。

ここでは、こういったことに正面から向き合って考えようとはしない人たち、いわゆる否定派に対しての厳密な書き方はしません。ここに書かれたことを素直に、ひとつの情報として受け取ることができる人たちだけに読んでもらえれば幸いです。

ここに述べることは、先人たちの研究、特別な感覚を持つ生者たち、死者と考えられる人たち、一度もこの人間界に生まれたことがないであろう存在たち、そういった情報ソースを偏見なく吟味し、それに自分自身の体験も一緒に考え合わせて得た結論です。

先に結論を書くと、こんな感じです。
○予言は、その性質がわかっている一握りの人たちだけの間で、その内容を共有するのがいいだろう。


まず絶対的な真実があります。意識は物に影響します。お時間のある方は下記を読んでみてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~qr7s-tmym/ITC/Nenriki.htm

意識が物に影響するというのなら、当然皆の思考によってこれから起きることが左右されます。そして、現在世界中の人々、そしてもしかしたらすでに亡くなった人々、これらの意識をすべて考え合わせるとそれなりの未来図ができます。それが記述されているのがいわゆるアカシックレコードというものでしょう。これがどこにあるかというと、どうも本来のアカシックレコードは第四界にあるようです。通常、死んだ人が行く先は第三界です。そして第四界は、もう輪廻はいらない、もう人間界には生まれなくてよいと判断した魂が行くところです。アカシックレコードの本体はそこにあり、第三界にもそれの不完全なミラーがあるようです。

生きている人間で第四界までアクセスできる人はそうそういないはずです。つまり、たいていの予言は、第三界のアカシックレコードを参照して行なわれることになります。この場合、参照元自体の情報がすでに歪んでいるので、予言がより不正確になります。

一握りの第四界までアクセスできる、生きながらにしてこの世を超越しているような人が得た予言は、かなりの信頼性があるでしょう。ただ霊能力者、超能力者たちがその情報をどうやってとってくるかというと、私自身の体験も踏まえて考えた場合、五感以外で情報を得て、それを無意識のうちに五感で理解できる情報に解釈していると思います。その解釈の正確さはそれぞれの能力によって異なります。

例えば霊がいた場合、そこに何かがいるとだけ感じる人、ぼんやり何かが視える人、視えるけど話している言葉は聞こえない人、はっきり視え過ぎて人間と区別がつかない人まで、能力に応じて様々な段階の視え方があります。これは、同じ情報を受けていてもそれをどこまで正確に五感の情報に置き換えられるか、その能力の違いによるものではないでしょうか。なので、せっかく第四界までアクセスできても、五感に解釈する際に、情報にバイアスがかかってしまう可能性があるわけです。

このように予言というのは、それ自体に不確定な要素を多分に含む仕組みからなっているわけです。また、ここで仮に、ものすごく優秀な能力者が第四界のアカシックレコードから情報を取って来たとします。それにしても、これから絶対に起きる事柄ではありません。なぜなら未来は皆の意識が創り出すもので、常に変更可能だからです。

このような事情を踏まえて考えた場合、予言を下手に広めると、それによる悪影響が出てくることが予想されます。意識はそれが誰のものであろうと、目に見えないものは完全に否定するような人の意識でも、ものに影響します。正確に言うと、この影響力を持つのは潜在意識です。例えば誰かが災害を予言したとしましょう。それを聞いた人たちが、そういうことが起きたら嫌だ、とものすごくリアルに考えたとします。その場合、その人の潜在意識の中では、その災害が起きる有様がとてもリアルにイメージできていたりします。このように、潜在意識の中でリアルにイメージできた事柄は実現しやすくなります。つまり、予言を広めたことによって、それが実現しやすくなってしまう可能性があるのです。

そう考えると、災害予言というのは、未来を意識で変えることができるのを「知っている人」、もしくは「心の底から信じている人」、そういった人だけに共有されるのが一番だと思います。その情報を受けて、それが起きないように行動を起こせる、その準備ができている人たちだけで内容を共有しようというわけです。準備のできていない人にも広めることによって、実際にその災害が起きた場合には助かる命もあるかもしれません。しかし、その「広める」という行為そのものが、その災害を起こりやすくしてしまう可能性が大なのです。

ということで最初に書いた結論になります。最後に、15年ほど前、イギリスに集中的に関わっていたスピリットチームの一員の言葉を引用しましょう。

***
チームの一員であるマヌは何度も思考の重要性を説いている。彼はこう言っている。

「あなた方はすべて空間の中で振動しています。あなたが腰掛けるその椅子も、部屋も皆そうです。すべての振動、もちろんあなた自身の振動も、あなたの考えによって影響を受けます。」

 マヌは思考を「原因の源」、「生きているもの」などと評し、我々が「慎重に考える」ことがいかに大事かを強調している。

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