コンクールとかiPhoneとか相続のことをちょっと2012/05/26 11:37

クラシカルの原稿を現ギに預けました。結構辛辣に書いたけれど、そのまま大丈夫みたい(笑)
ここではそれに書ききれなかったことを少し。

今回の菊池翔天の演奏は、2008年の岡本拓也の演奏が思い出された。非常に音楽的なのだが、とても消極的な演奏。2008年に岡本を聞いた時、最初私は二位を予想していたが、実際は五位だった。そうしてこのコンクールが繊細な表現を好まないのを分かった今、今回の菊池が、自分的には二位を付けたいけれど、実際は四位になるのだろうと予想し、それは当たったのだ。しかし岡本はその後精進し、翌年にクラシカルで一位になり、東京国際で上位入賞するまでになった。菊池も頑張って欲しいものだ。

ところで最近iPhoneに機種変した。使ってみると、そのままでは意外に、結構使いにくい部分があったので、とにかく折に触れてカスタマイズしている。今日はカレンダーに日本の祝祭日を表示させた。

iPhoneにはここ数ヶ月ずっと変えたかったのだが、ショップに行く時間がない、というかそこに行って順番を待っている時間がないので、ずっと古い携帯を使っていた。でも先日、亡くなった叔父の携帯を解約する必要があって、事が事なのでちゃんと平日に時間をとってショップに行った。そうしたら店に入るなり店員が寄ってきて「今日はどんなご用事で」と聞き、全く待たないで受付してもらえたのだ。ところが、その解約が一時間くらいかかった! 必要書類は揃っているはずなのに、担当の人がどんな書類を必要かがわかっていない。若い担当のお兄さんはさんざん電話をかけまくり、終いには電話の向こうの人と私が直接話して「これこれこういうことだから、御社に必要な情報はすべて今揃っていますよね? それで解約できないのはおかしいですよね?」と柔らかい押しの強い口調で訴え、そしてやっと解約ができた。ちなみに、甥が故人の契約を解約するのは異例中の異例なのだ。通常はもっと近い親族が誰か生きているものだから。そう考えるとソフトバンクの対応は責められないかも。

でも実は、もっと近い親族がいるかもしれないからちゃんと調べてくれと法務局に言われた。祖母が以前にも別の結婚をしていて、そのときに子をもうけていたらそれは叔父の異父兄弟になる。異父であるか異母であるかにかかわらず、兄弟は甥よりも強いので、そういう人達がいたらこちらに相続権はないのだ。ということで今、祖母の出生から結婚に至るかなり古い戸籍を取り寄せ中。

相続って面倒くさい!