最近のギター関連で書いていなかったこと2014/04/24 22:56

«Guitar»の名でホマドリーム社から出ていた二重奏曲を、カナダのLes Productions d’OZから新たに«Footsteps in distant memories»の名前で出版しました。そのままの再版ではなく、スラーと表情記号、運指をかなり増やしています。音はおそらく変えていないはず(?若干自信なし)。ちなみにまだLes Productions d’OZのサイトには載っておらず、替りに、こんなところが売り出していました。
http://www.archambault.ca/tomiyama-siyoh-footsteps-in-distant-memories-%282-guitares%29-ACH003467331-en-pr


クアトロ・パロスのための新曲を書き上げました! クアトロ・パロスとは多治川純一・前田司・萩野谷英成・斉藤泰士の4人からなるギター・カルテット。
http://music.geocities.jp/quattropalos/

とてもファンキーでポップ、そして少しふざけた曲になったので、実演が楽しみです。せっかくなのでほんのちょっとだけ…
http://www.spiritmusic.net/secret/Sample140424.mp3


先日の土日は長崎に行き、朴葵姫さんのコンサートを鑑賞。ゲストの谷川英勢くんとの二重奏を合わせると二時間以上のコンサート。それを飽きさせなかったのは素晴らしい推進力です。時代を追ってのプログラムだったため、最後は一般的には若干聞きにくい曲であるヒナステラの«ソナタ»。でもこの演奏ならきっとみなさん惹き込まれたのでは。めちゃくちゃ元気がよく、表情もある演奏でした。

二重奏がまた、これが非常に面白かった。まるで二人の会話を聞いているよう。二重奏には、二人でひとつのものを作り上げるタイプと、二人の違いを楽しむタイプと二種類ありますが、今回はどちらかというと後者のタイプ。二人の対比と、ときに絡み合う様はとても聞いていて心地よかったです。


最後に、来月24日にフルートとギターの作品展をします。まだほとんどチケットが売れていないので、とても閑散としたコンサートにならないか心配です。みなさん、来てください!(http://www.confetti-web.com/detail.aspx?tid=120595
これから本番まで、少しずつ当日の曲を紹介していきましょう。まずは«想い»の主題を聞いてください。
http://www.spiritmusic.net/secret/Omoi.mp3
我ながら、自らの汚い心が洗い流されるようなメロディーだと思っていますが、いかがでしょう(笑)