ポピュラー2014/06/13 22:06

柴田ヒロキさん。
先日木曜日は、この人のワンマンライブを聞きに行きました。

元々、友人の女性ボーカリストが六本木でライブをやるのを聞きに行った際、対バンが何組かいたのですが、この人を非常に気に入ったのです。その彼が次は恵比寿のYaYaでやるというので、いつもの帰り道にあるその店に行ってきました。

正直とても満足です。彼も、彼を聞くきっかけとなった女性ボーカリストのみななさんも、とても聞いていて気持ち良い声をしています。私は昔、ギターの音色について今ひとつ無頓着でした。いくら音色が良くても、音楽自体ができていなければダメという感じです。でも最近、本当に聞くだけでうっとりするような音色を出すギタリストが出てきて、しかもその音楽も良いとなると、だんだんと音色の虜になってきました。

彼らの声が心地よいのに加えて、曲も結構好きです。これから、二人とも応援していきたいですね。特に柴田ヒロキさんの、開放弦を徹底的に活かした、コード記号では表現できないようなコード進行がまた好きです。「鉄腕アトム」をとんでもないコード進行でカバーしてましたが、こういうのはめっちゃ好き! 私も昔、「アニー・ローリー」にとんでもない、聞いているとよろけて来そうなコード進行をつけた記憶があります。その楽譜はパソコンクラッシュで無くなってしまいましたが…

私はクラシック音楽、特にピアノ曲がしょっちゅう流れる家に育ち、小中はフォークと歌謡曲、60, 70年代の洋楽を聞いていました。クラシックギターの魅力にはまったのは中学3年生のとき。クラシック音楽全般を聞き出したのは、大学に入って作曲を習い始めてからですね。

その後、20台半ばで病気のためギターを断念し、かなりしばらくしてからロックのベースをしばし弾いて、それから13年ほどクラシックギターの世界にどっぷり浸かり、そして今、またポピュラーが好きになって来ました!

写真は、こういった人たちを売り出す専門の人であるSさんが、「ここはこう表現したほうが良いのでは」とかいろいろ指導するのに、真剣に聞き入る柴田くんです。