赤髭終了2015/05/03 10:32

三軒茶屋@赤髭のライブ終了しました。聴いていただいた方々、ありがとうございます。

それにしても、最近ギターを弾くのが楽しくてしょうがないです。やっと、本当にやっと、ギターを一旦止める前に、指の不安など考えずに自由に弾いていた感覚が戻ってきました。

ジストニアの再発で、本番当日やその数日前に、信じられないほど弾けなくなるという経験を繰り返し、良くなってきてからも、そこまではひどくならないけど十分弾きにくくなる経験を繰り返したため、本番というのはある程度恐怖でした。それが小周天で何とか出来るようになってからひとつの安心が生まれ、ここ二週間は小周天をする必要もない状態まで安定してきました。

ギターって、

そして音楽って、

いいものですね!

第46回クラシカルギター・コンクール2015/05/08 02:06

今回の第2次予選課題曲は非常に短く、楽譜のテンポ指定通りAllegretto、Allegroで弾くと、それぞれ約30秒、45秒しかありません。2次予選参加者も少なかった(24名)ことがあり、何と前半、後半それぞれ40分で、予選が終了してしまいました。今までこのコンクールを20回くらい聞いていると思いますが、その中では最速で予選が終了したと言って良いでしょう。

ただ、時間は短かったものの、内容の濃い人が多かった印象があります。もしかしたら「本選に行ける自信は全然無いけれど、度胸付のために」みたいな感じで受ける人が皆、他のコンクールに流れているのではないでしょうか。

予選を聞いて気になった人は10人。

常夢蝶、山田唯雄、斎藤優貴、西田武史、木村眞一朗、伊藤亘希、長佑樹、藤原盛企、片根柚子、秋田勇魚。

この中の常夢蝶、山田唯雄、斎藤優貴、伊藤亘希は絶対通ると思ったのが、実際に通ったのは斎藤優貴、西田武史、伊藤亘希、長佑樹、片根柚子、秋田勇魚。常夢蝶、山田唯雄は鳴り切らない音をそれなりに出していましたが、同じようなミスをしても通っている人がいることを考えると、表現が嫌われたのかもしれません。

本選の演奏は非常にバラエティに富んでいました。それぞれのソナタ「英雄」を簡単に書くなら、

斎藤優貴〜爽やかだが押しの弱い英雄
西田武史〜重厚で意思が強いが、ついど忘れをしてしまった英雄
伊藤亘希〜あまりに性急で、付いて行くのに戸惑う英雄
長佑樹〜沈思黙考型の、慎重過ぎるかもしれない英雄
秋田勇魚〜楽しい、周りを惹きつける伊達男の英雄

なお、片根柚子はドレスによるギターの滑りが気になってまともに演奏できなく、このような比喩はできない状態でした。

そして結果は
第1位 秋田勇魚
第2位 斎藤優貴
第3位 長佑樹
第4位 伊藤亘希
第5位 西田武史
第6位 片根柚子

秋田の演奏があまりにショーマンシップに満ちていたので、コンクールでは嫌われると思い、私は1位と2位を逆に予想していました。しかしこのような結果になったということは、新審査員たちの影響が出ているのかもしれません。

これ以上の内容は、現代ギター誌にて。

ところで今回、前年優勝者の飯野なみさんが、優勝祝にプレゼントされたという曲を弾いていました。それに対抗して(笑)、私も秋田勇魚くんに何かお祝いの曲を作ることになりました!

そういえば、昨年10月にギターソロ作品をまとめて発表したのを知らない方がいたら、是非この再生リストを見てください。小暮浩史と藤元高輝が頑張って弾いてくれています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIU1Yp901WTGp5RnYDqY7fmOte_ueBoW9

この時の曲はいくつかすでに出版されていますが、一番易しい、私にとって初めてのアマチュア向けの曲«Illuminations»が、順調に行けば現代ギターの9月号から連載が始まる予定です。

作曲依頼などありましたら、お受けしますよー!

Semanaのブログとツイッター2015/05/13 23:17

Semanaのブログとツイッターを始めました。
http://ameblo.jp/semanams
まだ色々とできかけですが、これから整えていきます。
皆さん、フォローしてください!

5/16 Chat-chu ご来店ありがとうございます!2015/05/17 12:52

semanaの初ライブにお越しの方々、ありがとうございます。semanaの活動に関してはこちらのブログになります。
http://ameblo.jp/semanams/

もうすぐ初演2015/05/27 15:00

6/3、日暮里サニーホールでギターとピアノのための作品初演があります。コンサートの詳しい内容は以下の伊藤亘希くんのブログで。
http://ameblo.jp/nyamguitar/entry-12011101621.html

今回初演する«桜ライン»はあの有名な«さくら»の変奏曲です。とてもバラエティに富んだ、ギターとピアノを活かした変奏曲なので、楽しんでいただけると思います。ご都合の良い方は是非聞きに来てください!