○○さんへよろしく2006/04/05 11:24

と、こう書いた場合、○○にはいるのは通常生きている人だ。しかし今日初めてそこにRobert Monroeという故人の名前を書いた。

この人は生前から体外離脱を繰り返し、他の人がそうするための方法論を編み出して、ヴァージニアにモンロー研究所を建てた人だ。生前は近来まれに見る「あの世に一番近い人」だったが、今は「この世に一番近い霊」と言えるかもしれない。娘のLorieさんはあの世のモンロー研究所で働くRobertさんと、今でも頻繁にやり取りをしていて、この世の研究所にはそのための新しい施設までできている。今までこの手の情報はあまり研究所の外部には出てこず、森田健さんや他の人を通じて伺い知るだけだった。

その研究内容が6月にアメリカで開かれるAA-EVPカンファレンスで明らかになる。さらに主催者のバトラー夫妻は、その前にRobertさんと話す機会を得るらしい。そこで出て来たのが、主催者のTomさんにあてた「Please say hello to Robert and Laurie Monroe. 」という言葉なのだ。

ちょうどベトナム行きと重なっているためカンファレンスには行けないが、どんな発表内容となるのか非常に興味津々だ。

ピアノ曲2006/04/11 16:12

ピアノ曲を二曲、ギターアレンジしてみた。どちらもギターの良さを出せたと思う。特にショパンは、ピアノとは違う新しい価値が見いだせたのではないかと思っている。ショパンは他にもいろいろ弾いてみたいが、他の候補曲はかなり難しい曲になりそうだ。

ゴリウォークのケーク・ウォーク---ドビュッシー
前奏曲第4番---ショパン

もう明後日だ2006/04/14 00:28

フィンガーピッキングコンテストが明後日に迫って来た。正確に言うともう24時を過ぎているので明日か。

4年半前にギターを再開し、今までにいくつかのコンクールを受けて来た。でも、いつでも弾けなくて不安でいっぱいだった。考えてみると、今回は結構自信を持って受けることができる初めてのコンテストだ。

昨年までは、うまくいけば完璧に弾けるがそれをステージで達成するのはかなり難しいという状況だった。そして今年2月のモイスィコス国際ギターコンクールは、予選こそ自信があったものの、本選は不安で一杯だった。正確に言うと予選にしてもそれなりに不安な曲はあった。

今回の演奏については特に不安はない。強いて言えばど忘れするかどうかだけだ。初めてそのレベルで臨むコンテスト。自分はステージでいったいどのような精神状況になるのだろう。

やはり賞はとれなかった2006/04/15 23:40

予想通り、というか予定通り賞は取れなかった。とは言うものの、実際そうなってみるとそれなりにくやしかったりする。

今回初めて受けたこのコンテストは、アレンジ力と作曲力、そしてテクニックで総合的に見るようだ。原曲をオリジナルコードでなぞるだけの「ごくせん」をカバー曲に選んでいる時点で、どれだけ完璧に弾いても最優秀賞などあり得ないだろうと言える。しかも80%くらいのできだったし。来年もう一回だけ、今度は賞のとれる選曲で、最優秀賞を狙って受けるつもりだ。

でも、5/3のクラシカルギターコンクールを前にして、さらに本番度胸を磨いたという点で、今日は非常に価値があった。それにしても、本人の頭の中では非常に落ち着いているつもりなのだが、本番が近づくと手がとても冷たくなり、左手がこわばってくる。一度故障した右手は努力の甲斐があって、もう本番でもいつも通りに動くようになった。ところが二月のモイスィコスといい今回のフィンガーピッキングといい、本番で左手が今ひとつ不安定になってしまっている。5/3の予選課題曲は左手にとても負担がかかる曲なので、当日までにとにかく心をもっと鍛えなければ。

英語版のだめカンタービレ2006/04/21 23:45

この漫画が大好きで、最近話していない英語の復習をしたいのもあって、「のだめカンタービレ」の英語版を買った。日本文化に敬意を払った、非常に好感の持てる訳し方だが、読んでいると誤訳が結構出てくる。

基本的に日本語は省略が多い。それを英語にするときはいろいろと補わなければならないが、日本人なら何が省略されているのか結構すぐにわかるところが、間違って補われていたりする。こういうのを見ると、やはり言葉というのは文化と深く結びついているのだなと思う。でも誤訳によって全体的な流れは損なわれず、楽しく読めるのは確かだ。

ただ許せないのは「ハリセン」というあだ名の先生を「puffer fish」としていることだ。知らない単語だったので辞書を引いたら、ふぐ類のことをこういうようだ。つまりハリセンボンと間違えているのだろう。ハリセンは扇子の一種であって、決してふぐの一種ではない。「合コン」が「Aikon」となっていたのは4巻でちゃんと「Gokon」に直っていた。同じように、この先「ハリセン」の出番が増える前に、そのまま「Harisen」と訳すようにして欲しいものだ。

それにしても、元の日本語版はもう3回くらい読んでいるが、英語で改めて読むとやはり笑ってしまう。しかも読み慣れない言葉なのでついつい深く入り込んでしまい、日本語だと「にやっ」とするくらいの部分でも英語だと笑い声が出てしまう。これは決して電車で読めない本だ。