霊能者は宝2006/04/26 13:10

信頼できる霊能者が身近にいるというのは、とても素晴らしい状況だと思う。私は4年ちょっと前に会社を辞めるかどうか悩み、友人の霊能者に相談した。そのとき彼女が視たのは「今辞めると4年は苦労する」という未来だった。そしてそれから4年経って、昨年11月に私は会社を辞めたのだ。

とはいえ、このような未来情報には非常に気を使う。世の中には正直ピンからキリまでいろいろな霊能者がいる。それを装っているだけの偽物は除外するとしても、皆それぞれの能力によって視える範囲が違うのだ。だから、霊能者本人は誠心誠意本当のことを言っていても、当たらない人はなかなか当たらないのだ。

さらに未来はそれなりに確定しているとは言え、基本的に流動的なもの。可能性の極めて高い未来をあらかじめ知ることによりそれを避けることができる一方では、可能性の非常に低い未来を知ったことによってそれを自己実現してしまう場合がある。そのため限りなく一般レベルまで広がってしまっている占いというのは、利点よりも功罪の方が大きいような気がして、私は好きではない。

自分の知っている霊能者がどこまで正確なのか、それは正直100%ではないだろうとは思うが、私は彼女を信頼している。霊能者を見極めるには、最低でも一年以上かけた方がいいと思う。少なくとも自分は絶対に当たると公言しているような人は避けた方がいいだろう。真っ当な霊能者なら自信があったとしても、「私は自分が視えたものを言っているだけで、それが何なのかはわかりません。でも今までの経験から言うと当たっていますけれど」くらいに言うはずだ。

集中力2006/04/30 13:57

5/3のクラシカルギターコンクールが近づいて来た。今更特に弾けないところはないが、ステージで演奏に集中できるかどうかが一番問題だ。

当日の曲目で唯一不安と言えば不安なのは、本選課題曲のジーグとドゥーブル。これを弾けるだけの指の安定度は、つい二週間ほど前に手に入ったばかり。仕上げることができたと感じたのは、4日ほど前だ。そして昨日、友人に聞いてもらったが、弾けるはずなのにどうしても「弾けないかも」と弱気になって音楽が流れない。他の慣れて来た曲も、人前となると「もしかしたら途中で忘れるのでは」と思い、なかなか集中できない。

いい演奏をすることだけに集中できれば入賞を狙える。でも雑念にとらわれれば本選にすら行けないこともあり得る。とにかく、一番の敵は自分自身だ。

実は最近、ビール一缶くらい空けてから演奏すると、ちょうど良く気持ちも指もほぐれるのがわかってきた。まだ人前で弾くのに慣れていない今だけは、それにすがってみようか。とはいえ、本番前に一度でも多く弾こうとしゃかりきになっている人たちの中で、一人ビールを飲んでいるというのも・・・。