東日本予選最優秀賞2016/01/30 20:41

今日、フィンガーピッキングコンテスト東日本予選で「最優秀」をいただいてきました。これで4/9、横浜赤レンガ倉庫で行われる全国大会に、東日本代表として出ることが出来ます!昨年このコンテストを受けた時はまだ「また指が動かなくなるなんてことは...

Posted by Siyoh Tomiyama on 2016年1月30日

東京国際2015/12/08 01:00

昨日は本選、打ち上げと非常に楽しい日でした。本選結果はもうすでにいろいろな人が書いていますが、こちらです。第1位 Xavier JARA(アメリカ)第2位 Damien LANCELLE(フランス)第3位 小暮浩史第4位 山田唯雄...

Posted by Siyoh Tomiyama on 2015年12月7日

今日(実は昨日)2015/12/06 01:16

今日は東京国際ギターコンクール二次予選を聴き、最後の数人を聴けないままベジフードフェスタの出展者&ステージ出演者交流会へ。本戦出場者はこんな風になったということですがXavier JARA小暮浩史Damien...

Posted by Siyoh Tomiyama on 2015年12月5日

スペインギターとかThomas Csabaとか2015/10/22 00:02

最近このブログはちょっと放置気味で、他のブログをいろいろ更新していました。実はこれ以外に、精神世界系のブログ(http://ameblo.jp/siyohtomiyama/)と、ポピュラー音楽ユニットのブログ(http://ameblo.jp/semanams)をやっています。

とは言え、クラシックギターからまるっきり離れてしまったわけではないんですよ。その、最近のクラシックギター活動を述べる前に、ちょっとお知らせ。

来年一月くらいに、ヒカルランド(http://www.hikaruland.co.jp/)という出版社から、人生初の、スピリチュアル書き下ろし本を出版します。

わーい!!!!

ギターがよりうまくなるためにはどうすればよいか、ギターで生きていくためにはどうすればよいかなどの疑問に対する回答も含まれている本です。というか、これはとにかく、もっと豊かな人生を送ってもらうための本なのです。皆さん買ってくださいね〜^^

はい、宣伝終わり(笑


昨日、スペインギターコンクールに行ってきました。今回聞いたのは本選だけです。

本選のレベルもかなり上がってきました。今考えると、10年ほど前、久しぶりにスペインギターコンクールを受けた時、本選を聞きましたが、そこで一位になった人は、コンサートギタリストとしてはまだまだ不安がある人でした。しかし今回、6位に終わった杉田文はまだ不安が残るものの、他の5人はすべて、コンサートを行えるだけの技量を持っていると感じました。

ただ、5位になった大沢美月は、自由曲でたくさん忘れ過ぎて、ぼろぼろになってしまいました。課題曲は非常に良かったのですが…
4位の井本響太はすごく面白い、大胆で推進力のある演奏でした。しかし彼も、結構忘れて、音楽が乱れてしまいました。
3位以上の3人は、皆すごく弾けていましたね。その順位を分けたのは、単に審査員たちの好みもあるかもしれませんが、自分なりの優劣は見えていました。

3位に終わった長佑樹は課題曲がダメでした。いつも緻密な演奏を展開する彼ですが、この«椿姫の主題による幻想曲»ではなぜか、全く考えていないような表現。こう言った曲は苦手なのでしょうか?

1位の山田唯雄と2位の斎藤優貴を分けたのは、もしかしたら積極性だったかもしれません。山田唯雄は、どちらかというと退屈な演奏で終わりがちなマネンの«幻想ソナタ»を、非常に攻めて、興味深く聞かせてくれました。斎藤優貴には残念ながら、その手の挑む心が足りなかったように思います。また、彼の選んだホセの«ソナタ»には、すでに名演がそれなりに存在するという不利な面もあったでしょう。

ところで今回、私はすべての順位を当てました! 証拠画像を添付します!

通常はうまく行ってもどこか一箇所が入れ違う感じなのですが、こんな風に完全に一致したのは初めてです\(^o^)/
何か賞品出ないかな笑

スペインギターコンクール以外の話題もいくつか。

現在、現代ギター誌で«Illuminations»という曲が連載されています。

12/1、本郷にある名曲喫茶カデンツァで、昨年の東京国際ギターコンクールの優勝者Thomas Csabaさんのコンサートをすることになりました。そこでは私の曲も弾いてくれる予定です。

12/9、駒場東大近くのカフェ・アンサンブルという喫茶店で、富川勝智さんとコンサートを行います。そこで、«Illuminations»の曲を弾く予定です。

12/1と9のコンサートに関する予約は、直接こちらまでお寄せください。ただ、1日の詳細はまだ決めていません…

第46回クラシカルギター・コンクール2015/05/08 02:06

今回の第2次予選課題曲は非常に短く、楽譜のテンポ指定通りAllegretto、Allegroで弾くと、それぞれ約30秒、45秒しかありません。2次予選参加者も少なかった(24名)ことがあり、何と前半、後半それぞれ40分で、予選が終了してしまいました。今までこのコンクールを20回くらい聞いていると思いますが、その中では最速で予選が終了したと言って良いでしょう。

ただ、時間は短かったものの、内容の濃い人が多かった印象があります。もしかしたら「本選に行ける自信は全然無いけれど、度胸付のために」みたいな感じで受ける人が皆、他のコンクールに流れているのではないでしょうか。

予選を聞いて気になった人は10人。

常夢蝶、山田唯雄、斎藤優貴、西田武史、木村眞一朗、伊藤亘希、長佑樹、藤原盛企、片根柚子、秋田勇魚。

この中の常夢蝶、山田唯雄、斎藤優貴、伊藤亘希は絶対通ると思ったのが、実際に通ったのは斎藤優貴、西田武史、伊藤亘希、長佑樹、片根柚子、秋田勇魚。常夢蝶、山田唯雄は鳴り切らない音をそれなりに出していましたが、同じようなミスをしても通っている人がいることを考えると、表現が嫌われたのかもしれません。

本選の演奏は非常にバラエティに富んでいました。それぞれのソナタ「英雄」を簡単に書くなら、

斎藤優貴〜爽やかだが押しの弱い英雄
西田武史〜重厚で意思が強いが、ついど忘れをしてしまった英雄
伊藤亘希〜あまりに性急で、付いて行くのに戸惑う英雄
長佑樹〜沈思黙考型の、慎重過ぎるかもしれない英雄
秋田勇魚〜楽しい、周りを惹きつける伊達男の英雄

なお、片根柚子はドレスによるギターの滑りが気になってまともに演奏できなく、このような比喩はできない状態でした。

そして結果は
第1位 秋田勇魚
第2位 斎藤優貴
第3位 長佑樹
第4位 伊藤亘希
第5位 西田武史
第6位 片根柚子

秋田の演奏があまりにショーマンシップに満ちていたので、コンクールでは嫌われると思い、私は1位と2位を逆に予想していました。しかしこのような結果になったということは、新審査員たちの影響が出ているのかもしれません。

これ以上の内容は、現代ギター誌にて。

ところで今回、前年優勝者の飯野なみさんが、優勝祝にプレゼントされたという曲を弾いていました。それに対抗して(笑)、私も秋田勇魚くんに何かお祝いの曲を作ることになりました!

そういえば、昨年10月にギターソロ作品をまとめて発表したのを知らない方がいたら、是非この再生リストを見てください。小暮浩史と藤元高輝が頑張って弾いてくれています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIU1Yp901WTGp5RnYDqY7fmOte_ueBoW9

この時の曲はいくつかすでに出版されていますが、一番易しい、私にとって初めてのアマチュア向けの曲«Illuminations»が、順調に行けば現代ギターの9月号から連載が始まる予定です。

作曲依頼などありましたら、お受けしますよー!