12/22(日)【想像】朗読劇+プレゼンテーション2013/11/29 00:05

今度、ちょっと変わった催しに出ます。私は若干怪しい話をしてギターを弾く係(笑)。でもこの朗読劇は結構面白そうなので、ご興味ある方は是非、主催者まで申し込んでみてください。
http://ameblo.jp/waterlilies/entry-11710022359.html

私は当日、「秘密」に関する話をしますが、そこでは時間の都合上話せないことを少し書きます。リモートビューイングというものについて若干触れるのですが、これは結構面白いものなのです。アメリカは年間7千万ドルの予算を費やしてこの、日本語でいうと「遠隔透視」を研究し、軍事利用もしていました。イラン・イラク戦争でも使われたし、変わったところでは惑星の探査にも使われています。

木星の探査において、探査機と同じ情報を得てきた優秀な被験者である二人が、今度は水星を目標にしたという興味深い話があります。前回は二人一緒に実験を受けたのですが、今回彼らは別々に実験を求められ、互いに相手が同じ実験に関わっていることを知りません。実験は、マリナー10号の水星着陸を前に情報を得るためでした。再び、非常に驚いたことに、二人は同一の情報を報告し、しかもそれは地球上の科学者が水星について信じていることに相反していたのです。後にマリナー10号から送信されてきた情報は、二人が正しかったことを示しました。

この優秀な二人のうちの一人が立ち上げた会社がまた面白いのです。サイ・テク社といって、今だに存在する会社ですが、表向きはリモートビューイングを教える会社です。しかし発足当初は、どんな企業の秘密でも取ってきますと、大々的に言っていました。なぜこんなことを堂々と言えるかというと、彼らにしてみればどんな企業の内部もすぐ目の前に合って、いつでも中を見られる状態と同じなわけです。そんな風に目の前に公然とさらされている情報を取って、それを他人に伝えたからと言って、いったい何が悪いのかというのが彼らの論理でした。今は流石に公には言っていないようですが、いつでも、やればできるはずです。

最近は日本でもこの練習をして身につけたらしい人が増えてきています。そういう人たちにとって秘密保護法とはどんなものなのでしょうね。目の前に合っていつでも見られるとは言っても、特定秘密にあたることを知ってしまい、それを他人に告げたら罪になるのでしょうか。でもこの場合、秘密の入手経路がはっきりしないと罪に問うのは難しいかもしれません。リモートビューイングで知るというのは法律上「不可能犯罪」なので、やはり秘密保護法の範囲外かと。それでも、入手経路がどうあれ知ってしまったら罪なのでしょうか。こんな訳の分からない法律はできないで欲しいものです。