弾けなくなった曲2008/07/21 22:34

プレリュードホ長調(M.ポンセ)
ロジー伯の墓(L.ヴァイス)
主題、変奏と終曲(M.ポンセ)
4つのアジアの歌(編曲:冨山詩曜)
アメージング・グレイス変奏曲(冨山詩曜)

9/28のLECGCのプログラムをこんな風に決めてみた。

「主題、変奏と終曲」を弾くのは2003年以来。この曲はクラシカルの本選課題曲だった。今回久々にさらってみたら、面白いくらいの現象が起きていた。当時どうしても弾けなくて、聞き苦しくないくらいになんとか収めていた部分は、今とても簡単。しかし、当時何も考えずにごく普通に弾いていた部分が2,3カ所、今非常に難しくなっている。2004年以降のフォームとそれ以前のフォームがいかに違うかが如実に現れているということだ。

しかしこうして、一度は弾けなくなった曲を再び弾けるようになるのは嬉しい。同じく2003年にコンクールで弾いたテデスコの「タランテラ」は、昨年5月にまたそろそろ弾けそうになり練習していたが、その後大クラッシュ。でも最近また弾けそうになって来ている。

今までに一度は人前で弾いて、その後全然弾けなくなった曲がたくさんある。でもそれがすべて、戻って来ようとしている。そしてそれは、今度こそ間違いないはずだ。