ライブであるということ2010/01/24 10:12

おととい、昨日と、同じ演劇の公演を三回観たが、どれも違っていて面白かった。もちろん筋は同じだが、細かいセリフが結構変わったり、アドリブがあったり、小道具が壊れるアクシデントがあったり・・・

音楽、特にクラシック音楽の場合には、日頃練習した成果を出すことばかりに集中して、こうしたライブ感が希薄に感じることがある。もっと、「今日はここを小さく弾いてみたかったからピアノにしました」みたいなノリがあってもいいのではないだろうか。市販の楽譜でここはフォルテだけど、現譜ではピアノだった。それをどちらで弾いて良いのかを、さんざん勉強して、調べて、それで決めると言うやり方は否定しない。でも、その強弱が、本人の想いとつながっていなければ、あまり意味がないのではないだろうか。

同じ曲の演奏を何度聴いても、そこに新しい面白さが感じられるようなギタリストに出会いたい・・・

ちなみに「くつ下とケムリ」も、今日が最終日。幸い満席に近い予約が入っているが、今回の公演は、もっともっと多くの人に観てもらいたかった。

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