ギター曲の作曲はパズル2010/08/18 22:32

ここ数年、ギター曲に対する最近の意識変化の結果、昔の曲をどんどん手直ししている。今日はその一環として、ギターソロ曲「Waltz of Life」の手直し+清書が完了したのだが、ここでまた発見があった。

ちなみに、まずこれが2002年に全五曲が完成し、清書した楽譜(一曲目の最初のページ)。
http://www.asahi-net.or.jp/~qr7s-tmym/blog/1_old.png

実はこの曲の12,13小節が悩みの種だった。このままだと、弾けないとは言えないけれど結構弾きにくい。こういう小節が2007年までの作品には結構出てくる。ここを弾きやすくするのに、最初は2弦で弾けるように音を変えた。しかし何度か弾いていくと、やはりそこが2弦の音である事に違和感が出てくる。今日はその箇所について、本当に他の手はないのかと考えていた。するとあっさりと、こんな解決策が出て来た。
http://www.asahi-net.or.jp/~qr7s-tmym/blog/1.png

3拍目に単音しか鳴っていなくても、これが一番、曲の雰囲気、速度、弾きやすさを満たす回答だと思う。何と言うか、ひとつ難しいパズルを解いた感じ。ギターソロの作曲というのは、つくづく特殊な世界なのだと痛感した。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック