今村泰典さんの公開レッスン2011/10/08 00:12

日曜日、今村泰典さんの公開レッスンを聞いた。ためになったことはなったのだが、ちょっと残念だったのは、レッスンのかなりの時間が和声を主体とした楽曲分析によるものだったこと。正直そこら辺は、作曲のレッスンでかなり叩きこまれたし、私でもレッスンが可能なので。バロックらしいアーティキュレーションについても、特に新しく得るものはなかった。

バロックらしいアーティキュレーションを最初に習ったのは、作曲のレッスンでバッハの二声のインベンションをすべて楽曲分析した時だった。その後も古楽を専門とする人たちと付き合い、いろいろな本を読むうちに、バロックらしいアーティキュレーションは自然に身についていたらしい。

非常にためになったのは、装飾音に関するいくつかの指摘、特にイネガルの感じ方と、舞曲らしい弾き方だ。ここら辺はまだまだこれから学びたい。できればそういったことだけに特化した公開レッスンがあるといいのだが。それは自分でレッスンを受けるしかないか?

明日は重奏フェスティバルで藤井眞吾さんの曲が初演される。明後日はスペインギターコンクール。今月はギターのイベントが多い。

コメント

_ 久留米のおばば ― 2011/10/08 00:38

あ、そういう講座をやっている日本の音楽学者の友人がいるけど。かなりマニアックで毎回内容は色々。個人的にも教われるけど。三鷹在住。

_ siyoh ― 2011/10/10 20:15

自作の練習が一段落したらバロックを結構練習したので、いずれレッスンを受けたいかも。

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