ある石による変化2015/02/17 11:32

2007年の春、私はある「石」を借りていました。ある人が、特別にたくさんの磁気を含ませた石を用いて、それを治療に役立てているのを知り、私はギター練習であちこち痛みが出ていた身体を治しにそこに行きました。

そこで数回の施術を受ける中で、この石を所定の位置につけて、それで演奏するととてもよい演奏ができるはずだ、との話が出てきました。そう言って貸してくれた石なのですが、私はそれをつけると逆に、iの指に力が入らない気がして、結局返しに行きました。

その際、少し前にJ-POPで超有名なある歌手が、それをつけて歌うとパワーが全然違うと言って、その石を買っていったとの話が出て、もっと試して欲しいと言うので、また持って帰ったのです。

これが2007年5月の話なのですが、その頃ディクシャによってダメになった動きが半年かかってやっと回復していました。そしてかなりレベルアップし、今までは弾こうとすることすら考えられなかった難曲にも挑めるようになっていたので、改めて、こんな風に考えてみたのです。

「今まで何度も自然発生的におかしくなって、そこから復活することによってもっと弾けるようになってきた。あの、死期を間近にした人のディクシャはもしかしたら、その反応をとても強く推し進めたものなのではないだろうか。つまり、一見悪くなったように見えても、それによって総合的かつ飛躍的に良くなるように視えない力でサポートしているのではないだろうか。」

そう考えて、若干調子悪くなるのを感じながらもその石を本格的に試すことに決めました。そして起きたのが、和音を弾くと弦を指板に垂直に引っ張ってしまう現象です。

突然、どんな和音でもそれを弾こうとすると、弦を変な方向に引っ張るので「バチン!」という音が出てしまうようになったのです。和音を使わない曲はほとんどないので、このとき私は、今まで弾いてきたギター曲を一曲も弾けなくなりました。